無事に展示を終えた5月末。
作品紹介や発送、仕事に追われ、充実した6月。
7月は体調を崩し、すっかり8月です。
新富町での展示は自分にとって本当に大きな経験となりました。
原画での展示は初めてでしたが、ちゃんと向き合ってよかった。
お客様にも見ていただけてよかった。
エリさんのNutelierでの展示でよかった。
線だけの絵にあまり自信がなかったのですが、その良さを見つけてくださったお客様が多くいらして、それもとても良い経験となりました。
今は仕事の絵ばかり描いていますが、納期を終えたら自分の絵も制作したい。
世界を深めて、良い作家になりたい。
自分の中の美しさを信じて、そして周りの美しさに触れながら、進んでいこうと思います。
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今は載せられない絵の仕事をいくつか持っていて、
ここに載せられるようなものがあまりないのですが、
7月7日に描いた絵を。フランス語で「星に願いを」と描いています。
5月、緑豊かで大好きな季節です。
早速ですがお仕事のご報告を。
吉祥寺coromo-cya-yaのオリジナルブレンドティーのパッケージ担当しました。
いつもディレクターの美香さんと相談しながら色々決めるのですが、今回はお会いした日に絵柄も浮かんで、決まっていって、本当にぴったりの絵になりました。
「レモンタルトに合う紅茶にする予定です」と聞いて、春と夏を楽しめるように季節の植物を描きました。
そしてこの絵がのちに個展のアイデアにつながることに。。それはまた別の機会に。
こちらは長野県の下諏訪にあるお菓子屋さん「 r o n r o n 」のクッキー缶です。
こちらもパッケージ担当しました。
”ronron”は猫が幸せな時に喉を鳴らす時の音だと店主のゆみさんにお伺いして、色々ラフを描いた中でこちらの絵に決まりました。もともとナイトブルーの缶に印刷の予定でしたが、こちらの色もいいかなとご提案しまして、軽やかで可愛らしくて気に入っています。
お菓子の製造から販売までお一人で経営されているお店なので数量限定販売なのですが、ぜひお菓子と一緒に楽しんでいただきたいです。
他にDHCの会報誌「みんな、げんき?」にて、中ページ「げんき広場」でタイトルイラストのカットなど担当しています。5月らしく、菖蒲の花や皐月などを描いていますが、描いていた当時はまだ寒い日も多かったので、5月のことを色々想像しながら描きました。
あとは近所の酒屋&珈琲豆屋のショップカード・看板・壁画(正確には自動販売機の裏に絵を描きました)・Tシャツとトートの絵などと作成したりしました。
よく行く魚屋さんで似顔絵を描いたり、、
思い出すと書くことがたくさんあります。でもそれはまたいずれ。。
長くなりましたが、ひとまず展示に集中します。
アトリエオーナーのエリさんとは気づいたら10年近くのおつきあいになっていました。エリさんはすごくきちんと絵を見てくれて、アドバイスいただいてから絵を描くのが前よりずっと楽しくなったように思います。
素敵な方の素敵なアトリエでの展示、緊張するな。。
でも伸びやかな作品を描くことができているので、ぜひみていただきたいです。
長くなってしまった。
ではでは、また次回のブログで。
タイトルの通りなのですが、MOUNT TOKYOでの展示が無事終わりました。
作品4点とZINEの制作、3年ぶりのギャラリーでの展示で体力を使い果たしました。。笑
とはいえ、ご一緒したイラストレーターの皆さんや会場にお越し下さった方々など、
なかなかお会いできない方と会ってお話して、それがとても楽しかったです。
充実した日々でした。
MOUNT TOKYOの大津さんにお誘いいただかなかったら、きっと参加もしていなかったと思います。
関わってくださった皆さん、気にかけてくださった皆さん、ありがとうございました。
展示中から今後の活動についても考えたりなどして、
特にまだ決まってもいないんですが、描いてみたいテーマがあるので形にしたいと思っています。
ではではまた次回。
さて、まずはお仕事の紹介です。
今年の4月ごろですが、店舗を持たずに活動を続ける おやつの紀行 さんのパッケージイラストを担当しました。
制作中は、イラストの子を"おやつくん"と呼んでいて、愛着ある仕事となりました。
もう9月ですので、すっかりパッケージとして馴染んできたような。
やさしい味の、おいしいおやつです。
定期便などで注文もできるので、興味のある方はぜひ。
こちらはプロメイクアップアーティストとして活動する友人がプライベートサロンを始めるとのことで作った、名刺というかショップカードです。
猫のイメージ。これは2020年の仕事だけれど、このwebsiteで紹介していなかったのでやっとご紹介。
裏面もありますが店舗情報が含まれますので掲載を控えました。
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次に展示の紹介。
今年の夏にMOUNT tokyoさんからお声がけいただき、グループ展に参加することになりました。
展示のタイトルは"nice view"
小さなカットばかり描いてきてしまったわたしには少し挑戦な内容です。
nice viewについて調べに調べ、なんだかすっかり分からなくなり、
結局描いた絵はいつも通りなようなちょっと違うような。
相変わらず絵本への憧れがあり、絵柄が安定してるんだかしてないんだか、、、
なんだかかんだと書きましたが一度見にきていただけたらと思います。
在廊日はまだ決まっておりませんが、決まり次第SNSでお知らせいたします。
長くなったけれど読んでくれてありがとう。
肌寒い日が多くなったけれど、どうか素敵な1日を。
Jimと一緒に作った「Making Fun of Others isBad」がもうすぐ発売です。
思い返せば去年の4月に始まったこのプロジェクト。
ようやくここまで来ました。
結局1年かけてメンバーを集めて、Jimが物語を書き、私が絵をつけて、翻訳者たちが翻訳し、、フォントを選んで、本のことだけでも大変でした。
Jimはそれに加えて会社の設立など本当に本当に大変だったと思う。
力強く進めてくれるリーダーの存在には助けられてばかり。
この本が売れると嬉しいけど、売れなくても焦らず続けていきたいな。
長く付き合っていくプロジェクトのひとつと捉えながら。
話は変わって
先日、このプロジェクトに私を誘ってくれた友人のFranziskaとお花見をしました。
あまり人のいない公園を選んで、ひっそりと。
彼女が焼いて来てくれたカップケーキを食べながら、お茶を飲んでのんびりした時間を過ごすことができて楽しかったな。
桜はもう散ってしまったけれど、新緑の季節も大好き。
緑って光に照らされると本当に綺麗。
実家と東京を行ったり来たりの数日が過ぎ、
庭には黄色い水仙が咲きました。
隣の家には桜の木が植わっていて、下の方から少しずつ花開いてきています。
春なんだな、と感じる瞬間はあれど
だからと言って何があるわけではない生活です。
平穏で健やかな時間。
よく利用していた近所の酒屋さんのご主人が亡くなり、経営方針を大きく変えるそうで
2代目店主の方とお話ししているうちにデザイン周りを担当することになりました。
イラストレーターと名乗るわりにはそればかりでは食べていけていませんが
自分にとって大切だと思える仕事を良いバランスでできているようにも思います。
そういえば
昔付き合っていた人が夢に出てきて、
彼は少し笑って去って行って、
私は観客席で座って笑って残っていて。
それは一瞬のことだったけど
もうすっかり過去になって、よかったなと
自分の中にこんな感じで残ったんだなと
悲しくもなく寂しくもない感情で思い返して朝を始めました。
永遠なんてどこにもないけど、好きな人の笑う瞬間に何度も立ち会えるのはとても幸せなことで
過去になっても色褪せない。
笑い声の始まりにはきらめきがあって
友人でも恋人でも家族でも、その瞬間を共有できてよかったな。
さて、とりとめのない日記もそろそろ締めて
外に出掛けてきます。
生活を始めないと。
ここで2021年のご挨拶をしないまま、とうとう3月になってしまいました。
あっという間に春の気配。
1月2週目くらいからYumeBookという私の所属する会社のキャンペーンで奔走しており、
それが終わってからの2月は、何をしていたのか、、ちょっと記憶が、、という日々でした。
YumeBookはアメリカ人のJimがシンガポールで設立した会社で絵本の出版社。
友人のFranziskaから2020年の4月に「知人が絵本の会社を始めるんだけど麻衣ちゃんどうかな?」とお誘いを受けて、メンバーに加入することになりました。
すべてが英語で大変だったし、今も大変だけれど
やりたかったことのひとつなので、関わることができて嬉しいです。
様々な国のメンバーで構成されていて、それが面白い。
身近にいろんな文化や社会的な背景を考えざるおえない環境があることは、自分にとって良いことのように思います。でもそれは、この仕事だけでなく、日常的に気にしていなければいけないんだよなあ、とも。
浜松に半年以上滞在して、新しい友人や、以前から友人だったけれど更に仲を深められたなあという方もできて、嬉しいです。
浜松は海も山も湖も砂丘もあるし、風は強いものの気候も穏やかでいい場所です。
絵を描く環境がまだ整わないので、4月までを目処に進めていきたいと思っています。
実は今日は美香さん(coromo-cya-ya)の出産予定日。
なんだか落ち着かなくって、こうしてブログを書くに至りました。
一昨日まで美香さんと一緒にお仕事をしていたのに、今は出産という仕事に向き合っている彼女。
私は無事を祈るばかりしかできないけれど、どうかあまりつらい思いをしませんように。。
こんな時こそ神様にお願い。
今日の浜松は穏やかな気候、春の兆し。
庭の梅の木には7つほど花が咲いております。
(去年剪定したので花が少なめ)
日本の冬。
実は3年ぶりです。
今住んでいる実家の天候は暖かく、日照時間もそれなりにあり、
今年は特にあたたかいのかもしれないけれど、こちらの冬も良いなあと思いながら過ごしています。
そろそろ英語版のプロフィールも用意しないとな。
実家にいながら、家の品々を片付けています。もちろん自分のものも。
でもすぐに片付けられないものもあって、なかなか進まなくなって来ました。
茶色いピアノや、もう動かなくなった鳩時計、思い出深い食器たち。
全部所持し続けられたらいいけれどできないから困ってしまう。
毎日実家にいながら茶色の犬と父親と妹と一緒に生活しています。
絵の仕事も時々いただいていて、家でできるので本当にありがたい。
朝ゴミを捨て、朝ごはんを食べ、メールを返信して、掃除と洗濯をして、
昼ごはんを食べて、片付けをして、絵を描いて、晩御飯を作って。
家族の形はどんどん変わって来たけれど、きっと今、最後の部分にいるんだと思う。
私たちはどんどん会う回数も減って、いつしか血の繋がった個人になる。
でもそれで良いんだ。
かぞくのさいごを贅沢に味わいながら、この家や思い出深い物たちと別れていく。
庭の金木犀は大体全部が落ちてしまった。
冬が来る気配がする。
庭の梅も松も金木犀も檸檬や金柑の木も山紫陽花どれもこれも好きだった。
でも、もう、お別れ。
いつか会えなくなるけど、思い出はなくならないから大丈夫。
・・・
今いろんな国のメンバーと進めているプロジェクトがあって、
自分のHPもプロフィールくらいは英語もつけなければ、、と思うので近日中にできるように進めています。
いろんな国の人とお仕事できると良いな。
大月書店さんより発売された『夏の雲は忘れない』について少し綴っておこうかなと思います。
パリ在住時にご依頼いただき、慣れない時差の中でのやりとりを重ね、なんとか納品しました。
デザイナーの藤田さんにはお世話になりっぱなしで、とてもとても勉強になりました。
そして当たり前なのですが、本だから、出版されると人の手に届くんですよね。
多くの方が関わった本なので、その分気にかけてくださる方も多いのですが、やっぱり嬉しいです。
雑誌のお仕事とはまた違う嬉しさ。
自分の絵が必要だったんだなと、感じられて嬉しかった。
またこんな仕事ができるように頑張っていこうと思います。
・・・
さて最近は様々な国をルーツに持つ仲間達とあるプロジェクトを始めました。
慣れないけれど、なんとかやっている日々です。
このwebsiteも英語訳をつけたりしないとな、、と思いつつもできておらず。。少しずつやっていこう。
そして、本日、ランドリーグラフィックスギャラリー主催の「Art Breath」というサイトに登録しました。
http://www.artbreath.jp/IndexAction.do
載っている絵はwebsiteにあるものとほとんど変わりませんが、
この「Art Breath」をきっかけに素敵な出会いがあるかもしれません。
暑すぎる夏ですが、皆さんどうかご自愛くださいね。
ではではまた。
6月1日にフランクフルト経由で帰国しました。
空港での検疫は2時間、陰性結果が出るまで5日間ほどかかりましたが、2週間の待機期間を終えて、今は静岡県浜松市の実家にいます。
フランスでの日々がまだ近くて、今は手に取るように思い出すことができるけれど、いつかは忘れてしまうのかな。
狭い部屋に住んでいたことも、アパルトマンの裏にあるパン屋や近くの公園の様子も。
実家では家政婦のような生活をしています。
物が多いので片付けたり、家事をしたりと、なかなか忙しい日々です。
今後の自分の活動が見えないままで、ちょっと考えていますが、また東京で展示ができたらいいなと思っています。
ギャラリーでの展示は自由度が高いけれどやっぱりお店で展示をするのが好きなので、小規模でも、そういうことができたらいいな。
パリ滞在中にいろんな人に会いました。
いろんな景色を見て、いろいろ感じることができて。
パリでもまた展示ができるように進めて行こうと思います。
コロナでなかなか落ち着かない日々ですが、皆さんが健やかでありますように。
パリは晴れの日が多く、だんだんと寒い日が減ってきました。
1週間に一度くらいの頻度で外に出て買い物をしています。
頼まれていた絵を描いたり、読みたかった本を読んだりしてこの数週間を過ごしましたが、手持ちの本は読み終えてしまったので今はNetflixで映画を見たりしています。
フランス語は相変わらず初級だけれど、話すことに慣れたなという実感は有り。でも書けない。(綴りが難しいの)
日本に帰ったら図書館に行きたい。
開いているといいな。
友達にも会いたい。
行きたいお店もある。
このままじゃ好きなお店も人も潰れてしまいそうで、心配です。
署名活動などはしているけれど、自分の力でどこまで出来るんだろう。
こんにちは。
コロナウイルスの対策として打ち出された外出禁止令に伴い、お家でのんびり生活する日々です。
こんないい季節に、遠くまで遊びにいけないのは、悲しいけれど仕方がないですね。
家で絵を描いたりデータをまとめたりしています。
少し、フランス語の勉強をしたりも。。
最近は特にフランスの国民性を強く感じるような気がします。
20時には近所のみんながアパルトマンのバルコニーに出て拍手をしたり(医療従事者に対しての拍手)、フランス人の大家さんから「大丈夫?あなたの健康を祈っているよ」と気遣いのメールを頂いたり、、
あとは政治の違いも感じます。
日本にいる時より政治が生活の近くにあると感じる。
デモが多いので、それもあるのかも。
帰国まで1ヶ月程度ですが、もう少しこの国を楽しんで行けたら思います。
パリに来て半年以上が経過しました。
生活に忙しくて、こちらが全然更新できずにいてごめんなさい。
5月には帰国する予定で航空券も取りました。
もう帰るなんて早いですね。
さて、ヨーロッパでの景色は毎日目新しくて、今住んでいる8区のアパートを出た後にみる景色も、(毎朝見ているにも関わらず)毎朝美しいなと思います。
青空の日にはオスマン様式の建築物がよく映えて美しい。
植物は日本で見たことがないものが多く、日本で読んだ海外の絵本に載っていた植物はこれだったのね!と思うことがしばしばあります。
絵も描いてはいますがスケッチ程度でまとまらず。。。
もう少し完成度を上げたらHPにも載せてみようかなと思います。
そして、お知らせもさることながらもう終わってしまったのですが
パリで絵の展示をしていました。
テーマは「日本の年末年始」で、フランス語の説明をつけています。
場所は勤め先であるパリ3区にあるBENTO&GO!という洒落たお弁当屋さんです。
次は「日本の春」をテーマにして絵を描いて展示する予定。
いくつかまとまったら本にでもできたら良いなと思います。
後、逆に日本で「フランスにまつわるあれこれ」を描いて見ても良いかも。
さて、もう2月。
来月はイタリアのボローニャに行く予定です。
在仏中に他の国を旅したりもしたのですが、それもまたブログに書けたら良いなと思います。
では、またね。
書こうか迷ったけれど
自分の絵にも関わってくるかと思うので個人的なことですがここに綴ってみようと思います。
実は、1月末に親しい友人のEちゃんが急に亡くなってしまって、
しばらく悲しい気持ちになっていました。
Eちゃんはセツの同級生で、私たちはたまに美術館に行ったり、演劇を見たり、街をぶらぶらしたり、美味しいご飯を一緒に食べたり、色々な物事を共有した同い年の友人でした。
彼女のセンスは抜群で、私は、彼女の隣を歩くのがとても好きだった。
30代も40代も50代も、それから先も、
同じように隣を歩いて一緒に笑ったりできると思い込んでいたので、
それができないと分かった時、冷たい感覚が胸の奥を侵食していくようで困惑しました。
彼女が好きだと言ってくれた私の絵や、彼女と一緒に行ったあらゆる場所、見た景色。聴いた音楽。
全部大事にして、
もう前を向いて、
彼女がいてくれた過去をちゃんと自分の中に持って、
彼女のいない2019年からのこれからを過ごしていこうと思います。
話は変わりますが、2019年5月末から一年間フランスに行く予定です。
絵の仕事をどう続けていこうか考え中だけれど、続けていけたらいいなと思います。
去年11月初めから、今年1月中旬まで南の島で英語の語学学校に通ってきました。
学生時代から英語に対して特別な苦手意識があり、
とても不安でしたが、自分の将来を考えると避けては通れない道でした。
実際成果はどうだったかと考えると、、
苦手意識が少しなくなって、発音はかなり良くなり、
文法は中学生程度でも自信を持って話せる程度にはなれたかなと思います。
(でもまだ道半ば。ずっと勉強して行くものなんだろうな。。)
先生は女性が多く、みんな若く明るくユニークで、尊敬できる女性にたくさん出会えました。
また、性の認識も寛容で、驚くほど進んでいました。
彼や彼女らは「He」や「She」に囚われず、自分の名前で自分を語る。
それでしか呼べない個人の強さを感じました。
===
自分の絵について。
自分の絵の中にある美しさは、
なんというか、、
静かで些細なものだと思うのですが、
今回外国で生活してみて、今まで知らなかった美しさに出会ったように思います。
強い美しさ。
今回の経験を自分の絵に活かせるかしら。
2019年もどうぞよろしくお願いします。
東京に住んでから6年くらいが経過しました。
初めの頃は夜のセツに通う学生でした。懐かしい。
今は昼に画像処理の仕事をして、夜に銭湯の番台をしながら、絵の仕事を受けるという三足のわらじ状態です。
なんだかこれがまたややこしくって。
もっと絵の仕事をしたいなと思うんですけれど、なんでこう違う仕事ばっかり増やしてしまうんでしょうね。。
昼に動けるようになりたいです。
お昼にお打ち合わせが入ったりするので、そういう時にちゃんと絵の話を進めていきたい。
だから仕事のバランスをうまく変えられないかなと思っています。
そんな風に考えてもう何ヶ月も経つんですが、、解決策って何かあるのかしら。
6月まできっちり考えて、答えを出していきたいと思っています。
1年ほど放ったらかしだったこのブログ。
「読んでくださっている方っているのかしら」なんて思って、なぜか書けなくなってしまったのですが、
これからはちょくちょく更新していきたいです。
(身のない話ばかりになりそうですが…)
気持ちの良い季節。
5月、大好きな月です。
今月はひと月ひと花の納品をして、あとは自主製作の日々でした。
依頼されているものを進めたり。。
話は変わりますが、ユーリ・ノルシュテインの作品を見に行きました。
素晴らしい完成度。生々しい質感。激しさや柔らかさとテンポ。
「話の話」に痺れたなあ。
「25日、最初の日」も。あの表現やスピード、緊張感、いまでも忘れられない衝撃。
今は6月の花を描いています。
毎月どの花を選ぼうかと考えるのが楽しいです。
あっという間に四月です。
ブログの更新を怠っていました。
代わりにインスタやFBやツイッターでの告知が中心になり。。むむ。
HPは自分の看板のようなもの!だから月に一度は更新をしよう。(少ないような、、?)
さて、3月15日から少し変わった展示を始めました。
「ひと月ひと花」というタイトルで、吉祥寺のcoromo-cya-yaさんで行っています。
TOPでも紹介しているのでもうご存知の方もいると思うのですが、
一ヶ月に一枚、植物の絵を描いて展示する。これを12回続ける。
というものです。
お店の空間と一緒に楽しんでいただきたいので、
展示する絵をWEB上に載せない方針です。
現場で見るからこそ良い絵もあって良いんじゃないかな、と。
2014年吉祥寺クワランカカフェで個展を開催したのが始まりで、
2016年には幡が谷 jicca 、国立 yovalo と、お店での展示を重ねてきました。
「ギャラリーではなく、お店で展示すること」「その意味とは?」
こんなことをずっと自問自答してきました。
coromo-cya-yaでの展示は、その答えの ひとつ です。
「ひと月 ひと花」は時間と季節をテーマにしています。
絵を、空間そのものごと味わうこと。
=
お店での展示は難しいです。
いつも「どうやったらお店にひとが来てくれるのかな」と思っています。
クワランカカフェでの【majic journey】は
「展示をきっかけに人が交差していけばいいな」と思って、
中川理沙さんとryohadanoを招いてライブと、
言葉のイベント「BOOKWORM」も開催しました。
jiccaでの【prints ! 】は
この頃からPCで色をつけ始めていたので、
「料理に負けないような色鮮やかな作品たち」をテーマに。
(コンクリ打ちっ放しで額を吊ることができず、展示環境的に油が飛ぶので原画はNG、鮮やかなポスターみたいな絵が並んだら似合いそうだ!とそこからテーマが決まっていきました)
yovaloでの【the opening in the night】は
「ごく私的なものとしての作品たち」がテーマでした。
個人的に気に入っているペン画たち。
だけど難しかった。
「人に見せることを前提をしない絵」というのは、それもいいんでしょうけど、
「イラストレーション」としてはどうなんだろう、と終わった後に考えてしまいました。
そうして
今回のcoromo-cya-yaさんでの【ひと月ひと花】に繋がったのでした。
いつか近いうちに「どうやったら自分の絵を使ってお店に人が来てくれるのかな」とは別に、
「私のイラストレーションのための展示」をやりたいなと思います。
その日のことを考えるだけで身が引き締まる。。
話は戻って、、
「ひと月ひと花」は
明日4月15日から、4月の花が飾られます。
3月の花は14日までです!
よろしくお願いします!
あっという間に冬が来そう。
10月にいくつかの絵を描きました。
今回は友人でデザイナーの愛ちゃんから「友達の結婚式に飾るウェディングボードを描いて欲しい」とのご依頼でした。
お会いしたことのないお二人、写真を見たときに感じた優しい空気をそのまま出したくて、モニャモニャと試行錯誤を繰り返しました。依頼主の愛ちゃんが周りにミモザを添えるという素敵な提案をしてくださいました。花が決まったら、画面の構図なんかも決まったような感じがして、そこからググッと進みました。
絵でお祝いが出来るっていいなあと改めて思ったな。
素敵な日々がずっとずっと続きますように。
もうひとつカットイラストのお仕事をしたんですが、それは、また今度の記事で。。
実践!装画塾が終わりました。
自分にとってはとても大きな出来事。のような、通過する一つの事件の一部だったような、不思議な感覚でいます。過ぎてしまったことは全部「昔」なのかしら。
展示の最終日、打ち上げを終えた後の電車の中で、
関口さんに「装画塾どうでした?」と聞かれて、
「迷うことばかりで処理できないまま講義の日になることが多かった。言葉ばかりに気を取られて、本来の自分の絵を見つめることができなかったり。」「結局、言葉をどう受けとるか、その舵をとるのは自分自身なのだと思いました。」ってなことを答えました。(たぶん)(お酒のんでたから記憶が曖昧)
(そのあと関口先生に「優等生的な答えですね」と言われたのは本当によく覚えているわよ!)
もっと泥をかぶったり、してもいいし、
正解なんかわからないまま筆を取ってもよかったし、
構図をもっと遊んだってよかったんだよなあ。ぼやん。
でも、振り返るって見ると
分からないままにダメなラフを出し続けることで
わかったこともたくさんあった…!
(ほんとラフの描き方も自分のスタイルもわからなくなりすぎててやばかったな〜)
今の自分の、今の地点が一番よくわかった。かな。
こうして振り返ってみると、
過ぎてしまったことは全部「昔」なんてこともないな。
そうそう、臼井先生が、毎回講義を録音してくださっていたので、
ちゃんとまた過去の言葉や空気をなぞることができるのだ。
そういう行為ができるまでになったら、もう一度ちゃんと振り返りたいと思う。
さて、もう、秋だよ!
気がつけば6月も半ばを過ぎて!いた!!
装画塾ですが、昨夜クラスが決まりまして、わたしは人文になりました!
人文!今までぶれぶれだった自分の絵を、見つめ直すいい機会かも。楽しみです。
今まで深い海の中で酸素不足になる中、さ迷っているような感覚でしたが、取り組む目標が見えてきたので、今は森の中を歩いているような感じになりました。よかった!(でも森)
WORKSという項目を作りました。
小規模ですが、今までの仕事などを少し。
まだアップできていないものもあるのでまた更新します。
暑いな〜
まずはjiccaでの展示「Prints!」のこと。
飲食店ということもあって、空間全体に作品が馴染むように、時間を全部楽しんでもらえるように、そんなことを意識した展示でした。
jiccaのごはんはとびきり美味しくて、スタッフの皆さんも素晴らしく気持ちの良い笑顔をする方々で、大好きな場所に、友人や家族が来てくれることにいちいち喜びを感じていました。
絵がある空間に会話がある。ご飯がある。
それってかなり日常に近い状態なんじゃないかと思っています。
私は、私の作品が、誰かの日常のそばにあってほしいな、とずっと思っていたので、今回の展示は「日常のそば」という点で自分の中で大きな収穫がありました。
次に展示をするなら、今回とは全く逆の、ホワイトキューブかなあなんて思っています。
今回できなかったとこが、次にやりたいことに繋がっているのかも。
ほんとうに楽しい楽しい時間でした。
jiccaのトリさん、すみかちゃん、サイさん、ユウサクさん、
そして、会場に来てくださった方々、関わってくれた全ての方々、ありがとうございました。
さてさて次の紹介です。
TOPでもお知らせしていますが、
マーチエキュート神田万世橋のTシャツコレクションに参加しています。
本日搬入と設営を終えました。
three tree Tシャツ と FORTUNATELY Tシャツがほやほやの新作です。自分でも気に入っています。
jiccaで展示していた people という作品と、鳥が並んでいる作品もTシャツにしてみました。こちらの二点はなんだかインパクトがあります。。
本日より6月16日まで開催中です。
私は日曜日に在店します。平日の夜は納品ついでに時々居る予定です。
マーチエキュート神田万世橋はとてもおしゃれな良い場所なので、お散歩がてら是非!
あと最後に!装画塾のこと!
5月初めからダズル主催の装画塾に通っています。
週一で課題が出る!ので、てんてこ舞いですが、時間がうまく使えなくて、悔しい〜!という思いがいつも付きまといます。。作品そのものもまだまだだなー、と思わされるけれど、スケジュールを組むところも大事な実力ですもんね。自分はまだまだいろんなことが不足しているなあ。。
装画塾は講師の先生方が本当によく作品を見てくださいます。そして、その言葉の的確さといったら!
講評の後で得るものが多すぎて、それをなかなか消化できない自分の力のなさが情けないというか、悔しくなってしまう。でも今まで美大でもセツでも分からなかったことが、自分の中で見つかってきたような気がしています。
授業で話しを聞いている間、
今までずっと忘れていたけれど、中学時代に好きな小説の表紙を模写していたことがあったな、楽しかったなあ、と、ふと絵を描く楽しさを思い出しました。模写したり、自分の絵を描いて、よく夜更かしして、2時とかに眠っていたなあ。。あんなに楽しかった記憶をなんで今まで忘れていたんだろう。
大事なことって忘れてしまうのかもしれないけど、ふとした時に思い出すんだな。。
中学時代の夜更かし模写をした日々のあの装丁、もしかしたら今の講師の先生方が担当だったのかも、、なんてこともあるかもしれない。。!
さてさて、課題の本を読むぞ!てくてく進むんだ〜
先日お花見をしました。
お惣菜を買って、ブルーシート(実際にはブルーではなく赤色のシート!)を敷いて、
お酒を飲みながらなんでもないような話をたくさんしました。
風が吹くとブルーシートの上に並べたお惣菜の上に、桜の花びらが はらりと落ちて、
その様子がもうまったく静かで、日常的で、「ああ、春だな」と、思わされた次第です。
さて、今月末には展示が始まります。
今回の展示会場 jicca は、結構いつもたくさんのお客さんで溢れているので、
在廊日を決めずに進めていくことにしました。
いつものお客さんの「いつも」はきっと大事だから、そこを守りつつ、お店と絵が調和できたらいいな、と。
でも期間中に jicca にも遊びに行きたいので、その際はツイッターとかFBでお知らせしようと思っています。
展示のことはまとめて、またTOPでお知らせしますね。
ではでは、みなさんよい春を。
先月、アニバーサリーカードを制作したんですが、
その絵を見てくださった方が
「物を描くときと人を描くときでは、夏目ちゃんの中でなにか切り替えとかあるの?いつも描く絵とは違う魅力があっていいね」と言ってくださって、
それからしばらくもやんと考えていました。
そうなのかなー、そうなんだろうかー、と。
coromo-cya-yaさんのお店には
ほんとうにいいものが詰まっていて、
わたしもとても好きで、なんで好きか考えた事があるんですが、なんというか、丁寧なんですよね。
清潔で丁寧でそれだけで生活が整うような気持ちになる。
「普段」よりすこし良いもの、丁寧に時間をかけたもの、がある場所。
今回は靴、タルト、シャツ、ミモザ、を描いたんですが、
そのシンプルなもののなかで、お店のいいところを表現したくて何度かお店にも通いました。
わたしのシャツを描きたいんじゃなくて、coromoさんに在るHouttuynia cordataのシャツが描きたくて。
それで、いろいろ描いたのを振り返ってみた結果、
物には嘘は付けないんだな、と、
そんなことを思いました。
人間や花は割と綺麗な嘘が付けるモチーフだけれど、
物になるときっと難しいんですね。嘘を許容できる部分が少ないというか。
うーん。うまく文章では現せない…!
先日27歳の誕生日を迎えました。
好きな物事を大切にしながら、自分らしく歳を重ねて行きたいです。
さて、昨日から展示が始まりました。
幡ヶ谷のjiccaにて。4月に開催する個展のプレ展示です。
2/6から2週間程度ですがぜひ起こしください。
在廊日は特に設けておりませんが決まり次第SNSでお知らせ致します。
よろしくお願いします:)
土曜日に開催されたgood evening 、ゆったりとあたたかい時間になりました。
お誘い下さったリュウさん、出演者のみなさん、お越しくださったみなさま、ありがとうございました◎
なんというか、やっぱり絵は人の目に触れてからが始まりというか、そんなことを思いました。
制作で部屋にこもると、自分の作品を見ているつもりで、なんにも見えなくなる時間がよくあるので、
こういう機会は大事だなあって。
たのしくて実りある時間でした。ありがとうございました!
先日、日本科学未来館に行ってきました。
とてもわくわくして
たのしくって
しあわせだったー。
好奇心が自分にとって
どれだけ重要なものなのか思い知らされる。
知らないことが知りたい。
やさしさをこころに持ったまま。
ときどきたまにはこっくりと
日々がめまぐるしいです。
ついこないだ、まで、夏だと思っていたのに。
もうすぐシチューの季節ですもん。
11月の展示のことばかり考えています。
自分の作品と向き合うことが、
自分と向き合うことに似ていて、
いろいろと考えます。
あと、来年のこと。
2016年のわたしはどんな風に進んでいこうかな。
高校時代の同級生の結婚式がありました。
ウェルカムボードと余興を担当していたので、
実は不安もたくさんあったけれど、終わってよかった。。
今まで10点くらいウェルカムボードを描いてきたけれど、ほんとどれも思い出深い〜!
Sちゃん、Fさん、お幸せに!
アイスランド音楽・文化の情報サイト"Vitinn"
イラストを数点担当させてもらいました。
vitinnとは灯台の意味。
素敵な名前。
火を使わないフローシーキャンドルはゆるゆるとした幻想的な色合いです。
9/20まで抽選でプレゼントです!ぜひ!
以下詳細◎
冒頭に【祝Vitinn開設】の記載のあるTwitter・Facebookの書き込みをRT・シェア頂いた方の中から抽選で2名様(2種類、各1名)にVitinnオリジナルフローシーキャンドルをプレゼント!!
http://islensk-vitinn.net/news/vitinn/2015-07-05-172/
お気に入りのデザインです!よろしくお願いします!
toco.夏の終わりのTシャツ展
先日終わりました。
たくさんの作家、たくさんのお客さん、
子供から大人までわいわいと楽しい
時間でした!
この展示が終わった次の日から
なんだか季節は秋模様。。
これから受注分を制作して発送致します!
ご注文していただいた方、
少々お待ちくださいませ〜!!
toco. 夏の終わりのTシャツ展。
今日在廊しました。
木漏れ日と蝉の歌、水の音、人の声。
混ざり合うすべてが心地いいです。
明日(というか今日!)も昼頃から在廊します。
23日の明日が最終日です!
ぜひお越しくださいー!
8月ももう終わり。
お盆が終わってからものすごいスピードで時間が駆けてゆく…。
さてさて、今日からtoco.でのTシャツ展が始まりました。
たくさんの作家さんが参加されているので、友達出来たらいいなーって思っています。
ともだちほしい…!
素敵なTシャツ買うぞ!
=
それはそうとやっぱりブログはあった方がいいかなと思って、
今日からぽつぽつと書いていこうと思います。
jimdoのブログに全然慣れないのだけれど、充実したサイトにするぞ。
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